太明コラム

梅雨の時期を快適に過ごそう!ジメジメ撃退の湿気対策【前編】

五月晴れの気持ちいい日々はあっという間に過ぎ去り、梅雨前線がジメジメの季節をもたらします。
梅雨の季節でも快適に過ごしたい。ジメジメを撃退したい人のために、ちょっとした工夫でできるお家の湿気対策をご紹介します!

前編では「ジメジメがもたらす湿気のデメリット」についてご紹介させていただきます。

ジメジメがもたらす湿気のデメリット

日本は湿度が高い国です。
夏冬関係なしに一年中湿気と戦っているイメージがあります。
冬の湿気は寒暖の差による結露から生まれるもので、一日中ジメジメしているわけではありません。
しかし、梅雨の季節から始まる夏のジメジメは一日中付きまといます。
夏の湿気は、空気中の水分量が多すぎることに原因があり、冬との違いは、家中どこでも湿気に覆われてしまう点にあります。
ジメジメする湿気は不快指数を上げるだけでなく、以下のようデメリットをもたらします。

(1)カビが生えやすくなる

湿気を放置するとカビが生えやすくなるのは冬も夏も一緒ですが、夏の方が冬よりも高温多湿となるため、より一層カビが発生しやすくなります。
窓際のカーテンだけでなく、お風呂場やトイレの壁、タンスやクローゼットの中に湿気が多いと、洋服やバッグがいつの間にかカビだらけ、ということも多々あります。
カビはモノを蝕み劣化させるだけでなく、胞子を吸い込んで体内へ取り込むと、真菌症という病気を発症しかねません。
また、カビはハウスシック症候群の原因の一つにもなるので、発生させないことが大切です。

(2)害虫が発生する

冬との大きな違いは「害虫が発生しやすい」点があります。
高温多湿はムカデやヤスデが好む環境です。一戸建ての場合は庭や屋根裏など外から入ってくる害虫も含め、特に注意が必要です。
一方で集合住宅の場合は、気密性が高いため一戸建てよりも湿度が高くなりがちとなります。
布団や衣類にダニが発生しやすくなるほか、カビとエサとするチャタテムシも多く発生します。
チャタテムシは食品棚にしまった小麦粉などに湧くため、それを知らずに食べてしまうと、アレルギーを発症する場合もあるのでとても危険です。

後編では、ジメジメ撃退の秘訣やアイテムなどを紹介させていただきますね!

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