大掃除対策!クロスと壁紙のお掃除方法【前編】
気が付くと汚れが気になるクロスや壁紙。
普段からお手入れすればいいのにとおもいつつ、なかなかできない悩ましい場所でもあります。
そんなクロスや壁紙の汚れ、大掃除で一気にキレイにしてみましょう。
クロスや壁紙のお手入れ方法は?
汚れには種類があるの?
気になるお掃除方法をまとめてみました。こちらの記事はその前編となります。
クロスや壁紙をお掃除する前に知っておくこと
クロスや壁紙をお掃除するためにはまず「汚れる原因」と「壁の材質」を知っておく必要があります。
・クロスや壁が汚れる原因
クロスや壁が汚れる原因は主に空気中に含まれた目に見えない汚れです。
調理中の湯気や煙に含まれている油やタバコのヤニ、ダニの死骸や糞、花粉、ホコリ、排気ガスなどが、部屋の中の空気に含まれ、人の移動などによって舞い上がり、壁に付着します。
換気扇の空気の流れや、エアコンの風によって、知らないうちに同じところに汚れが溜まりやすくなる傾向にあります。
・クロスや壁紙の素材を知っておく
クロスや壁紙の素材には色々な種類があります。
一般的に知られているのはビニールクロスですが、近年人気の輸入住宅では、布クロスや紙クロスなどが使用されています。
また「汚れにくい素材」として天然の木やコルクを薄くした壁紙や、珪藻の土壁なども登場しています。
場所によって、タイル素材や、織物の壁紙など家の中でも使い分けているケースもあるので、掃除方法を素材に合わせることが
ポイントとなります。
クロス・壁紙の掃除方法
クロスや壁紙の基本的なお手入れ方法から、汚れ別の掃除方法を見てみましょう。
・基本的なお手入れの方法
クロスや壁紙の基本的なお手入れ方法は以下の手順がおすすめです。
①固く絞ったふきんに台所用洗剤を数滴使用する
②上から下の動きで壁を拭き取る
③洗剤をつけてない別の濡れふきんでもう一度拭く
④最後に乾いたふきんで拭く
簡単な汚れはこの手順で落とすことができます。
・ヤニ汚れ/油汚れ
ヤニ汚れや油汚れは、中性洗剤を使っても落とす事ができない厄介な汚れです。
手垢や皮脂の汚れもこの汚れに含まれます。
基本的なお手入れをした後に、小さじ一杯の重曹を水100mlに溶かした重曹水を汚れに振りかけ、濡れ布巾でふき取った後に乾拭きをして仕上げます。
・落書きの汚れ
小さなお子さまのいる家庭では、クレヨンやマジックの落書きの汚れでお悩みの方も多いのではないでしょうか。
クレヨンやマジックの汚れは、基本的に油汚れに近いので、油汚れの落とし方でも効果がありますが、時間の経過した落書きの場合、クレンジングオイルや除光液で落とすことができます。
ガンコな汚れの場合は10分~15分ほどラップでパックすると汚れが浮き出て落ちやすくなります。
ただし、色柄のある壁紙の場合は、まず少量で試してみて、色落ちしないことを確認しましょう。
・カビ
ゴマ粒のような、黒い点で染み付いた汚れは黒カビです。カビは生きている菌ですので、壁の内側に菌糸を伸ばしています。
基本的な汚れを落とした後に、市販のカビ取り剤や漂白剤をカビに吹き付けて落とします。
色柄な壁紙や模様のある壁紙の場合、漂白剤で色落ちする可能性もあります。
目立たないところでちょっと拭いてみて、色落ちしないか確認できたら使うようにして下さい。
色落ちしてしまう場合は、重曹水でもある程度の効果があるので、使用してみましょう。
後編では、クロスと壁紙の素材別掃除法についてお伝えしますね。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。