太明コラム

大掃除対策!窓ガラスとサッシをキレイにしよう!【前編】

気づけばいつも年末になると慌てて取り掛かる大掃除。
その中でも、汚れが溜まりやすい窓ガラスやサッシは厄介な相手です。
厄介な汚れに手間取る前に、今年は少し早めに対策してみませんか?
プロも使う窓ガラスとサッシの掃除方法をご紹介します。

こちらの記事は前編となります。

結露のシーズン前からとりかかる窓サッシの大掃除

窓ガラスやサッシ汚れで避けたいのは結露などで発生した黒カビです。寒い季節に突入し、室温と外気温の差が出ると、結露が発生しやすくなります。
サッシは結露で発生した水分が溜まりやすく、簡単にカビが発生してしまいます。
そのうえ、外からの土埃や室内のホコリが水分と一緒にこびりつくと、落ちにくいガンコな汚れとなり、落とすのにも一苦労です。

また、一度発生したカビは、室内にも侵入しカーテンや壁、天井にまであっと言う間に広がる恐れもあります。
窓やサッシを大掃除するなら、結露が発生しやすくなるシーズンより大掃除してしまうことがおすすめです。

サッシの大掃除のポイント

まずはサッシの大掃除に必要な道具やその手順などをご紹介します。

【サッシ掃除に必要な道具】
サッシの大掃除には細かいところまで手が届く道具が必要です。
サッシの大掃除に便利なお助け道具をご紹介します。

・サッシ掃除用のブラシ
サッシのレールの角度に合わせたブラシは隅々まで汚れを掻き出してくれます。
チリトリにもなるスクレーパーも付のブラシもあり手ごろな価格で入手可能です。

・ペットボトル付のブラシ
汚れを水で流しながらブラシで掻き出す、ペットボトル付のブラシも手軽で人気があります。
100円ショップなどでも販売されています。

・塗装用のハケ
塗装用のハケは水で柔らかくなり毛足も長いので、サッシ掃除にもってこいのグッズです。
100円均一で販売されているハケでも十分です。

・古い歯ブラシ
古い歯ブラシは、サッシの角の部分の汚れを掻きだすのに便利です。
市販のブラシではどうしても届かない汚れを落とす時に使います。

サッシ掃除の手順

サッシ掃除は以下の手順で行います。

①道具を準備
まずはサッシ掃除をするための道具を準備します。
漂白剤などの洗剤などと合わせて使いやすいようにしておくことがポイントです。

②目立つ汚れをブラシで落とす
まずは目立つ汚れや溜まっているホコリをブラシで落とします。固まっている砂ホコリは水や洗剤で落とそうとすると、汚れがこびりついてしまいます。
固いホコリはブラシで軽くたたきながら掃き落としましょう。

③掃除機をつかってホコリを吸う
浮いた砂ぼこりは掃除機で吸ってしまいましょう。
細いノズルを使い、隅々まで吸い上げます。

④濡らしたブラシを使う
ブラシを水で濡らし、窓のサッシを掃除します。ポイントはサッシに水を流すのではなく、濡らしたブラシを使うことです。
サッシを水に濡らすと、室内に水が入り込み、後々カビの原因となる可能性がありますので、余分な水分は持ち込まないようにします。
ペットボトルブラシを使う時は、水を出し過ぎないように注意してください。
洗剤は重曹水、もしくは薄めた台所洗剤を使用すると、洗剤残りの心配はありません。

⑤水で流して仕上げる
最後にレールに残るホコリや汚れを洗い流します。
この場合も室内に水が入り込まないようにしましょう。
仕上げに塩素系漂白剤などを使うと、カビの防止にもなります。

すでにカビが生えてしまっている場合は、先にカビを落としてから掃除をして下さい。

後編では、「窓・網戸大掃除のポイント」について、お伝えします。

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