●台風は家にどんな被害をもたらすか?
台風が家屋や周囲にどのような被害をもたらすかを以下に記しました。
・川や道路の冠水などによる浸水
・家屋の損壊
・庭の木の倒木
・子ども用の三輪車や自転車が飛ばされる
・潮風によるオートバイへの被害
・強風で屋根瓦が落ちる
●台風接近前にやっておく家周りの備え
上記のような被害を少しでも食い止める為にはどのような備えが必要でしょうか?
(1)強風に備えて家周りのものを収納・固定する
例えばベランダの物干しざおや、植木鉢、ガーデニング用品などは室内へ収納することをおすすめします。
ベランダに洗濯機を置いてある場合は、洗濯機に最大に水をためて重量を増やし、風で飛ばされないようにしましょう。ホースやフタはガムテープなどで固定します。
オートバイには塩害や他の飛来物から守るためにカバーをかけ、自転車はあらかじめ倒しておくと飛ばされることを防げます。
子ども用の自転車や三輪車は玄関口など室内へ収納することをおすすめします。
庭の木などは、日頃から手入れをして枝などが飛ばされないようにすることが大切ですが、台風が接近し、風雨が強くなってから作業をするのは危険ですので止めましょう。
(2)排水溝や側溝を掃除する
排水溝に物が詰まっていると、スムーズな排水が出来なくなり、冠水や浸水の原因になります。
排水溝や側溝にあるゴミや枯葉は取り除き、水はけを良くしておきましょう。
(3)雨戸やシャッターをしっかり閉める
集合住宅以外なら多くの家に設置されている雨戸ですが、実は忘れられていることが多く使われていないことがあります。
まずは自宅に雨戸やシャッターがあるか、そして、雨戸が機能するのかをチェックしておきましょう。
放置していたために動かなくなっていることや、経年劣化で破損していることもあるので、注意が必要です。
もちろん、台風が接近してきたら、しっかりと雨戸を占めましょう。
(4)意外に危険なプロパンガス
プロパンガスも倒れると非常に危険です。プロパンガスへの対処は、風で飛ばされないようにチェーンやロープで固定して下さい。
取扱いが分からない場合は、プロパンガスを取り扱っているガス会社に対処方法を相談することもおすすめです。
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次回は、「台風接近中の家を守る備え」について紹介させていただきます。
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