網戸があれば家の換気も安心。網戸の種類をご紹介
家を換気するためには「風の通り道」が必要となります。
網戸には風通しを良くする効果があり、一軒家でも集合住宅でも小窓やガラス戸など、風が一方向に流れるように開けることで、家の換気が可能となります。
近年の網戸は目まぐるしい進化を遂げ防虫や花粉対策など様々な種類があります。
・薬剤が仕込んである網戸
ネット全体に薬剤が仕込んであり、虫を寄せ付けない効果が期待できます。
薬剤は殺虫剤ではなく、虫が網戸に止まれないようにするためのものなので、虫の死骸が散らかることもありません。
・細かいメッシュの網戸
細かいメッシュの網戸にも防虫効果があります。
目が細かいと部屋が暗くなるイメージもありますが、部屋を暗くせず、メッシュは細かくてもクリアな視界を保てるメッシュもあります。
・防臭効果のある網戸
ペットを飼っている家だとどうしてもニオイや爪とぎなどの傷が気になる場合あります。
ペット対策用の網戸はメッシュに防臭処理を施してあり、爪とぎをしても傷がつきにくい素材で作られているので安心です。
・玄関用網戸(戸建て用)
ウイルス対策で需要が高まっているのが、玄関用の網戸です。
玄関を開けっ放しにできれば、適度な空気の通り道ができるのに、玄関に網戸がないばかりに、うまく換気ができない家は少なくありません。
そこで現在人気のアイテムが、後付けできる玄関用の網戸です。
取り外しができるのでお手入れがしやすい事も特徴です。
家の網戸は大丈夫?網戸をチェックしよう
本格的に換気が必要となる前に、家の網戸をチェックしましょう。
・穴のチェック
網戸の穴は虫の侵入の原因となります。
蚊やコバエばかりでなく、庭続きの家だとアリ、毛虫、ダンゴムシなどが侵入してきます。
穴の大きさによっては家の軒下に巣を作りやすい、スズメバチやアシナガバチなどが入ってくる恐れがあるので、穴は塞いでおきましょう。
・ほつれている箇所はあるか
劣化によるほつれは、やがて穴があいていたり、網戸がめくれてしまう可能性があります。
隙間があると虫の侵入を許してしまうことになるので、修繕もしくは張替えが必要です。
・汚れやカビはないか
一番外気に触れる場所でもある網戸は、ホコリや排気ガスなどで汚れ安くなっています。
手で触って真っ黒になるくらいの汚れや、結露などによるカビが発生していると、換気をしてもキレイな空気を循環させることはできません。
特にカビはハウスダストの原因にもなります。
網戸に頼る前に、網戸をキレイに掃除しましょう。
次回、後編では網戸を長持ちさせるための掃除方法についてご紹介させていただきます!
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