太明コラム

障子やフスマのすべり(動き)が悪い原因は?

建具屋にとっては知ってて当たり前だけど、意外と多くの方に知られていない「技」をご紹介させていただくこのコーナー「職人蓮見のワンポイントアドバイス」。

皆さん、床や階段などにキズをつけてしまった時どうされていますか?

今回のテーマは「障子やフスマのすべり(動き)が悪い原因」についてです。

お客様からよくいただく相談とは?

「障子のすべり(動き)が悪いんだけど…」
「襖の動きが重いので、直してもらえますか?」

というもの。

これらの原因のひとつに挙げられるものは「ほこり」です。
敷居部分は、ほこりがたまりやすく、その為にすべりが悪くなることがあります。

時々、障子やフスマを外して敷居のほこりを取り除いてください。

お客様ご自身で簡単にできるお手入れ方法もあります。 スベリ剤やロウを敷居部分に塗り込むと、すべりが良くなります。

こちらの「スベルD」は、ホームセンターなどでお買い求めいただけます。

でも!ロウソクは使わないでください!
ロウソクは粘着性が強いため、余計に建具のすべりが悪くなります。 必ず、建具専用のロウをお使いください!

以上、太明の「職人蓮見のワンポイントアドバイス」をお届けしました!

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