太明コラム

猛暑襲来!住まいの暑さ対策をしよう!【後編】

暑い夏がやってきました。

照り付ける太陽に、外出もままならないのはもちろんですが、猛暑は家の中にまで影響を及ぼすので厄介です。
外気と一緒に上昇する室内の温度はエアコンなどで下げる事も可能ですが、電気代などが心配です。
かといって、暑いままにしておくと室内での熱中症リスクも高まります。
部屋はどうして暑くなるのでしょうか。前編では、その原因を探ってきました。
後編では住まいの暑さ対策についてお伝えします!

部屋の温度上昇を防ぐための効果的な対策

部屋の温度上昇を防ぐための効果的な対策をご紹介します。

・通気性を良くする
部屋の温度が上がりやすい、または、上がったらなかなか下がらない、その原因は「通気性」にあります。
熱気を追い出すことができれば、部屋の温度は下がりやすくなります。
外出から帰ってきたら、締めきっていた窓を開けて、まずは換気をしましょう。
窓は二か所以上開けないと熱気を追い出すことができません。
対になる場所に二か所窓がある家の場合は両方開けましょう。
窓が一方しかない場合は、換気扇や扇風機を使って空気を動かし、熱気を外へ追い出すことができます。
家具やドアなどで空気の通り道が作りにくい場合でも、工夫をして通気性を良くしてください。

・直射日光をシャットアウトする
通気性が良くなっても、昼間の場合は直射日光によって常に熱い熱気が侵入しやすい状況になります。
そのため、窓からの熱気をシャットアウトしないといけません。
直射日光を遮断するには、遮熱フィルムが効果的です。
また、ハチの巣の形をしたハニカム構造のブラインドと併用すれば、外気の侵入も防ぐことが可能です。
遮熱フィルムは温度の上昇を防ぐだけでなく、冷気が外にでるのも抑えてくれるのでエアコンの効果も得られやすくなります。

・エアコンを除湿モードにする
暑さの原因は室内の湿度にもあります。
体感温度は湿度に反応します。同じ温度でも体感温度は湿度が低い方が涼感を得ることができます。
エアコンを入れる時は先に除湿モードにしてから冷房に切り替えることをおすすめします。

・流行りのウッドデッキも暑さ対策になる
インスタなどで話題になっているウッドデッキも実は暑さ対策に有効です。
集合住宅のコンクリ仕様のデッキに木材のウッドデッキを配置するだけで、断熱効果があります。
緑の多い涼し気なインテリアにすると効果upです。

部屋の温度上昇を防ぐためのプチリフォームもおすすめ

部屋の温度上昇を防ぐにはプチリフォームもおすすめです。
例えば、オーニングシェードや遮光パネルなど窓の外側に日除けアイテムを取り付けることで、直射日光を遮る事ができます。

遮光パネルはその名の通り、光だけでなく熱も遮断してくれるパネルで、ネット通販やホームセンターなどで手軽に購入できます。
オーニングシェードは金具の取付などが必要となりますが、DIYで取付が可能です。また、業者などに取り付けを依頼することも可能です。
さらに、おしゃれなデザインや機能性のある素材を使ったオーニングシェードもあり、人気の日除けアイテムとなっています。

住まいの暑さ対策まとめ

住まいの暑さ対策をするには、まず「どうして暑くなるのか」を知る事です。
そのうえで、室内の温度を上昇させている原因を突き止め、家のスタイルにあった対策をしましょう。
ポイントは以下の通りです。

・家の通気性を良くする
・直射日光を避ける
・冷房を掛ける前に除湿をする
・ウッドデッキを活用する
・遮光パネルやオーニングシェードで対策をする

常に通気性を意識して、暑くなりすぎない室内を目指しましょう。

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