たいめいる

たいめいる vol.51 2015年1月号

品川区の建具屋太明が毎月発行しているフリーペーパー「たいめいる」
「たいめいる」は地域の方やお客様にお配りしているフリーペーパーです。

Web版「たいめいる」2015年1月号をお届けします。

今月の表紙

表紙を飾るのは、カメラが趣味の社長が撮影した今月の1枚。

明治記念館の雪吊り たいめいる2015年1月号

明治記念館の雪吊り
豊かな緑に包まれた明治記念館は、明治神宮外苑の一角にあり、赤坂御所の別館として、今では結婚式場として変貌を遂げています。1,000坪の庭園の中では、冬の風物詩とも言える雪吊りがとても目を引きます。


コウジーコーナー vol.57 スケールの大きなガラス工事

工場2階の割れたガラスを直してほしいとのご依頼をいただきました。でも、実は問題があって…窓の内側には足場がないんです。

品川区の建具屋太明,施工例,ガラス工事,コウジーコーナー

スタッフコラム

休日にいかがでしょう vol.8
リトル・フォレスト(映画)

自然の恵みと尊い命。それらを頂くことで私たちは生かされています。変わりゆく季節の中で生きる力を蓄え、人と自然、人と人との繋がりに温かさを感じられる映画。春夏秋冬の4部作「リトル・フォレスト」。

映画の舞台は、東北のとある村の中の小さな集落“小森”で、近くにスーパーやコンビニもない自給自足に近い暮らし。

主人公のいち子は、街に出たけれど自分の居場所を見つけられず、一人で“小森”に戻ってきました。

稲を育て、畑仕事をし、周りの野山では動物たちと木の実など季節の食材を分け合い、毎日の食事を作ります。

素朴だけれど美味しそうな料理はもちろん。

自然と寄り添う生活の中での凛とした主人公、いち子を演じる橋本愛の佇まいがとにかく印象的です。自然の中に存在する音や景色、日々の生活の中にある風景や音、そこに重なる音楽がとても心地よい映画です。2014年の夏に公開されたのが「夏/秋」。

そして、いよいよ2015年の2月14日からは「冬/春」が公開されます。雪に覆われた美しくも厳しい冬。

そして、その深い雪の底には新たな命が芽生えている春。どんな景色や料理、そして、どんな物語に出会えるのか? 今からとても楽しみです。ぜひぜひ、2月の休日にいかがでしょうか?

リトル・フォレスト公式サイト
(太田 敏明)


読書のススメ vol.33
見てすぐできる!「結び方しばり方」の早引き便利帳
ホームライフ取材班/編 (青春出版社)

品川区の建具屋太明,たいめいる

子どもの頃、子ども会の活動で「ロープワーク」を習っていました。しかし、その頃はとても難しく、あまり好きではありませんでした。

でも、年を重ねるにつれて、「ロープワーク」を使ってキャンプの時にはテントを張ったり、物干かけを作ったりするようになって、ちょっとずつ好きになっていきました。

今までに、何冊かこういった種類の本は買ってきましたが、この本の面白いところは、様々なシチュエーションを想定して、具体的に項目分けがなされているところです。

例えば、イヤホンのコードが絡まないような結び方、マラソン向きの靴ひもの結び方、かわいいマフラーの結び方、煮崩れをしないかたまり肉のしばり方など、日常生活の中で役立ちそうなものがたくさん紹介されています。

現代においては、セロテープなど便利なものがたくさん出てきて、以前に比べれば格段に「結び・しばり」を使う機会が減ったのかもしれません。

しかし、この本を読むと、便利な使い方はもちろんですが、装飾的な美しさもたくさんあることを知れます。(本には出てませんが、神社などの御簾で見られる装飾結びなど、かなり芸術的です。)

便利さは人の生活を豊かにしますが、その分、創造力を奪っている可能性だってあります。

確かに大変ですが、ロープやひも1本を工夫し、便利に使っていくことで、私たち人間が本来持っていた創造力を取り戻すことができるかもしれません。

まずは、日常生活の中で、使えるものからチャレンジをしてみると、きっと生活がちょっと豊かになると思います。
(開陽丸 武明)


編集後記

家族や友人へのプレゼントに靴下をよく選びます。3足で1,000円の靴下を履いている自分には、1足で2,000円近い靴下は高くて選べません。

でも、プレゼントとして考えると、お手軽な金額だし、履き心地や素材、ちょっといい靴下はもらえるとけっこう嬉しいものです。(太田 敏明)

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。