たいめいる

たいめいる vol.55 2015年5月号

品川区の建具屋太明が毎月発行しているフリーペーパー「たいめいる」
「たいめいる」は地域の方やお客様にお配りしているフリーペーパーです。

Web版「たいめいる」2015年5月号をお届けします。

今月の表紙

表紙を飾るのは、カメラが趣味の社長が撮影した今月の1枚。

風に揺れる薄紫色のトンネル たいめいる2015年5月号

風に揺れる薄紫色のトンネル
藤の花は、亀戸天神をはじめ都内に多くの名所があります。藤棚に垂れ下がった薄紫色の花はとても美しく、多くの人たちが見物に出かけているようです。戸越公園近くの住宅も、こんなにきれいに咲く藤の花に出会えます。


コウジーコーナー vol.61 第1回しながわまちゼミ マイ箸づくり

2月に品川区で初めての「まちゼミ」が開催され、プロならではの「コツ」や「技術」を教えてもらえる39講座が開かれました。私たち建具屋の太明では、カンナを使って「マイ箸づくり」を行いました。

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スタッフコラム

食と健康 vol.22
次世代に伝えたい和食の力

昨年、読売新聞社の家庭面が100周年を迎え、暮らしの中で重視してきたテーマが「食」ということで、100年間で掲載された2万件以上の料理から、次の時代に伝えるべき料理が選ばれ、「100年レシピ」という本が出版されました。

「次世代に伝えたいとっておきのレシピを厳選!」という部分に興味が湧き、早速に購入しました。

品川区の建具屋太明,たいめいる

その中でも和食は、2013年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されました。

家庭における和食の基本形は、ご飯を中心として、汁や漬物、おかずを組み合わせたもので、いわば定食スタイルです。

ユネスコへの申請で示した和食の特徴 ①多様で新鮮な食材の持ち味を生かす ②栄養バランスがよく健康的 ③自然の美しさや季節感を表現 ④年中行事と密接に関わっている にもあるように、様変わりはしてもこうして100年、そして、これからも続いていく素晴らしいものだと思います。

肉じゃが、筑前煮、鍋料理、漬物、照り焼きなど…心が「ほっ」とする和食の素晴らしさ、これからも丁寧に伝えていきたいと思います。(太田 妙子)


読書のススメ vol.37
平成仮面ライダー変身伝
成瀬 史弥/著 (株式会社カンゼン)

品川区の建具屋太明,たいめいる

日本のヒーロー物といえば、「ウルトラマン」と「仮面ライダー」が双璧といえます。

子どものころは、どちらかといえば「ウルトラマン」派だったのですが、何故か大人になってから「仮面ライダー」派に。

そしてその「仮面ライダー」でも、じっくり見たりしているのは、「昭和ライダー」よりも「平成ライダー」なのです。

その「平成仮面ライダー」に変身する人の解説書がこちらの本です。

人には変身願望のようなものがあります。

しかし、それは「変身」をすることで、強い力を得たり、違う世界が見られたりするという未知のものへの憧れなのだと思います。

確かに、そういったもののために「変身」しているライダーもいるのですが、ほとんどの平成ライダーは、使命感のようなもののため、自分の心と葛藤しながら変身しています。

昭和ライダーは、改造されたことに対する「恨み」のような部分が根幹となり、悪と対峙することとなっていますが、平成ライダーは、はからずもライダーになる現実を受け止めています。

そんな人間としての悩みながら変身する姿に、自分自身も勇気をもらっているような気がします。

「勧善懲悪」、善良な人や行いを奨励し、悪者や悪行を懲らしめることが、ヒーロー物の基本軸でしたが、今のヒーローはそんなに強くありません。

しかし、そんなヒーロー達でも頑張って立ち向かっているのだからこそ、私たちは仮面ライダーになれないにしても、「今の自分から」は、変身することができると信じています。(開陽丸 武明)


編集後記

今更なんでって声を多数頂いてはいますが、2年遅れで「あまちゃん」再放送を毎日の楽しみに観ています。

おかげさまでやっと、「じぇじぇじぇ」の正しい使い方を理解することができたので、とりあえず、兄に使ってみたところ、これでもかと冷ややかな対応(じぇじぇじぇ)(太田 敏明)

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