たいめいる

たいめいる vol.56 2015年6月号

品川区の建具屋太明が毎月発行しているフリーペーパー「たいめいる」
「たいめいる」は地域の方やお客様にお配りしているフリーペーパーです。

Web版「たいめいる」2015年6月号をお届けします。

今月の表紙

表紙を飾るのは、カメラが趣味の社長が撮影した今月の1枚。

静かな佇まいを見せる如庵 たいめいる2015年6月号

静かな佇まいを見せる如庵
ゆったりと流れる木曽川のほとり、愛知県犬山市の犬山城に隣接する、名鉄犬山ホテル。その敷地内に日本庭園「有楽苑」があり、ここで静かな佇まいを見せている「如庵(じょあん)」は国宝茶席三名席の1つに数えられています。


コウジーコーナー vol.62 窓からの熱をカット! 天窓を天井に

ガラス張りの天窓は、天然光が入って明るいのですが…日差しの強い夏は、ものすごい暑さになるので、天窓部分の断熱改修工事のご依頼をいただきました。

品川区の建具屋太明,施工例,天窓を天井に,コウジーコーナー

スタッフコラム

休日にいかがでしょう vol.11
ネイチャーエデュケーション
長谷部 雅一/著 (みくに出版)

品川区の建具屋太明,たいめいる

大学時代の友人が、22歳の頃に1年かけて世界一周の一人旅をしました。

旅の手がかりになる情報の多くは、現地の子どもたちが教えてくれて、そんな子どもたちから情報をもらうには、まずは子どもたちの仲間に入れてもらうことが必要でした。

言葉だけではなく、様々なコミュニケーションを通して、「子どもが好きな動作や行動」、「子どもが遊びたくなる心理」を体験として学んだそうです。

普段の彼は、自らが「小さな先生」と呼ぶ子どもたちと、自然の中で一緒になって遊びながら学び、子どもたちの心と身体を育む活動をしています。

その活動のなかで生まれた様々なエピソードが、「お友達救出作戦失敗・底なし沼連鎖事件」や「親子完全解放・野生化事件」など…ちょっとした事件のように楽しく取り上げられています。

また、天然のトレーニングジムの「お寺の裏庭」、昆虫天国の「雑木林」、魅惑の水辺の「田んぼ」などのフィールドが持つ面白さだけでなく、都会の身近な公園にだってある「大自然」と豊かに付き合うための秘訣や、日本の四季に合わせて楽しめる自然の魅力や遊び、さらには、自然の中で遊ぶときの「静」と「動」それぞれの極意や、遊びの幅がぐんと広げる「自然遊び10点セット」、出かける前の準備や安全管理などが丁寧に語られています。

自然遊びに参加をしている子どもたちの笑顔や、キラキラと目を輝かせている様子がはっきりと想像できて、成長していくストーリーを読み進めていると、こちらまでワクワクして、その場にいるような気持ちになります。外に一歩踏み出したくなる。

もっと自然に近づきたくなる。たくさんの人たちに勧めたい!昔は子どもだった人にも…そんな素敵な一冊です!
(太田 敏明)


読書のススメ vol.38
iPadバカ 〜タブレットにとり憑かれた男の究極の活用術〜
美崎 栄一郎/著 (アスコム)

品川区の建具屋太明,たいめいる

この類いの本は、新しい機器が出る度にたくさん出版されるので、実際にどれを買うかは迷うところです。

しかし、この本に関しては、一切迷うことなく購入を決めました。著者の「美崎栄一郎さん」に興味があり、その方の本だからという、いたってシンプルな理由です。

この美崎さんという方、元々は「花王」という名の知れた企業にサラリーマンとして所属しながら、業務には直接関係のない社外のビジネスパーソンとの勉強会を開催し、1,000人以上の社外ネットワークを生み出しておられます。

そして、そこから多くのことを吸収し、社内へのフィードバックはもちろんのこと、新しいプロジェクトなども多く立ち上げられておられます。そして、この美崎さんが魅力的なのは、それらの経験を含め、自分で体験し、感じたことを実践的な視点で本に書いているところです。この本も実際に発売初日にアップルストアで並んでiPadを購入し、その後、アプリを800種類も実際に試した上で執筆されています。

普通なら、まんべんなく機能についての説明が書かれるところですが、美崎さんが「自分でどうやって使っているか?」を書いているので、美崎さんに興味のある私にとっては、iPadは単なるツールという位置づけになってしまいます。

この本に出逢ったおかげで、一層、美崎さんへの興味は増し、ついには美崎さんの勉強会に参加できる機会を頂けるようになりました。

まだまだiPadの使い方は今イチの私ですが、是非、この出逢いを自分のこれからの仕事のスタイルに役立てていきたいと思っています。(開陽丸 武明)


編集後記

なす、とうもろこし、トマト、パプリカ、きゅうり、ゴーヤ、枝豆、オクラ、みょうが、大葉などなど…八百屋さんに色鮮やかな野菜がたくさん並ぶ様子を見て、「八百屋さんに来ると、季節の変化を感じるなあ〜」なんて趣のあることを口走りたくなるお年頃になってしまいました。(太田 敏明)

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