たいめいる

たいめいる vol.43 2014年5月号

品川区の建具屋太明が毎月発行しているフリーペーパー「たいめいる」
「たいめいる」は地域の方やお客様にお配りしているフリーペーパーです。

Web版「たいめいる」2014年5月号をお届けします。

今月の表紙

表紙を飾るのは、カメラが趣味の社長が撮影した今月の1枚。

「株式会社 太明」倉庫・商品展示場 たいめいる2014年5月号

「株式会社 太明」倉庫・商品展示場
昭和38年3月「株式会社 太明」倉庫・商品展示場として建設をしてから半世紀。建物もかなり老朽化し、大地震にも崩れることなく、倉庫として大きな役割を果たしてくれましたが、ついに解体することとなりました…たくさんのお詫びと心からの感謝を捧げたいです。


コウジーコーナー vol.49 太明スッキリプロジェクト 太明作業場の模様替え

太明では、新たな展開を図るべく、着々と動きを進めております。
そんななか、長年お世話になった現在の倉庫・作業場を取り壊すことになり、事務所内に新しく作業場を設置するので、太明スッキリプロジェクト再始動!

品川区の建具屋太明,施工例,作業場模様替え,コウジーコーナー

スタッフコラム

休日にいかがでしょう vol.4
コメ展(21_21 DESIGN SIGHT 企画展)

激変する地球環境に現代のライフスタイルなど…人々の価値観も転換期をむかえ、主食としてのコメの位置づけも揺らぎつつあるとも言われています。

しかし、わたしたち日本人の暮らしにとても身近で、日々の生活に決して欠かすことのできないのも、やはりコメです。

いのちを支える食という側面だけではなく、日本ではコメを通じて稲作の歴史とともに様々な文化や経済が発展してきました。

さらには様々な道具が発達し、祭りなどの文化や伝統が各地で生まれてきました。稲穂3株分の約3,000粒がおいしく封じ込められたお茶碗一杯のご飯。

その一粒一粒のコメづくりに携わる人々の知恵と努力と想いに触れ、今日もおいしくコメをいただけることと、天地の恵みや働きに、こちらは感謝の気持ちで一杯です。

品川区の建具屋太明,たいめいる

現在、東京ミッドタウン・ガーデン内の21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の「コメ展」は6月15日までです。

約360倍の籾・玄米・白米がどーんと出迎えてくれたり、コメに関する36点もの展示があり、様々な視点からコメを見つめることができます。

コメがつくりあげた日本の風景ドキュメンタリー映像などもあり、2時間くらい余裕を持っていくことがオススメです。(太田 敏明)


読書のススメ vol.25
スナフキンの名言集
トーベ・ヤンソン/文・絵  サミ・マリラ/編  渡部 翠/訳 (講談社)

品川区の建具屋太明,たいめいる

小さい頃に見ていたアニメの「ムーミン」。

カバみたいな感じでかわいいなと思っていたのですが、大人になってからは、その中に出てくる「スナフキン」の存在がとても気になっていました。

そして、この本は、そのスナフキンの言葉を集めたものになっています。

若い頃は、「旅人」という職業(?)に憧れていたので、スナフキンはその象徴のような感じで、カッコ良く見えていました。

この本の中でも、何事にも縛られない「自由」をしっかり手に入れたキャラクターとしてあらわされています。

例えば、「あんまり誰かを崇拝したら、ほんとの自由は得られないんだぜ。本当さ。ぼく、知ってんだ」とか、「ぼくが、見たもの気に入ったものは、すべて、ぼくのものなんだ。

ぼくはね、全世界を持ってるのさ」という感じで、スナフキン節が炸裂しております。

ただ、今の年齢になってみると、この「自由」を得られる代償として、スナフキンは多くのものを失っている気がしてなりません。

自分も結婚して、家族ができると、今までのような「自由さ」は確かに失われますが、その分、一緒だからこそ得られる喜びも増えています。

本の中ではわかりませんが、スナフキンも、星空を見ながら、時々寂しくなったりしないのだろうか…と、考えてみたりします。

それを乗り越える強さを持っているのか?それとも、私たちと同じような弱さを持っているのか?ちなみに私は旅人になれる程、強くはないし、寂しがり屋です…。(開陽丸 武明)


編集後記

今年の春は花ニラ、こでまり、ミモザ、花大根、かいどう、シャガ… いろんな草花に興味を持ちました。

ポスティング中に気になる花を見つけては写真に撮って、母親に聞いたり、本やネットで調べたり、覚えていくのがとても楽しくて、最近は下ばかり見て歩いてます(笑)(太田 敏明)

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