たいめいる vol.33 2013年7月号
品川区の建具屋太明が毎月発行しているフリーペーパー「たいめいる」
「たいめいる」は地域の方やお客様にお配りしているフリーペーパーです。
Web版「たいめいる」2013年7月号をお届けします。
今月の表紙
表紙を飾るのは、カメラが趣味の社長が撮影した今月の1枚。

徳川園の池に漂うスイレンの花
名古屋「徳川園」にて。徳川御三家、尾張藩の邸宅跡。昭和20年名古屋大空襲で消失されたが、平成16年に日本庭園としてリニューアル。その池に静かに漂うスイレンの花。
コウジーコーナー vol.39 バリアフリーリフォーム工事
品川区戸越にお住まいのS様より「入院中の奥さんが退院することになりました。将来、車椅子でも生活しやすいように、バリアフリーの工事をお願いします」とご依頼をいただきました。

スタッフコラム
読書のススメ vol.16
受いれる
加島 祥造/著 (小学館)

日々の生活の中で、「何で自分だけ、こんな苦しい思いをしなければならないのだろう…?」と思ったことはないでしょうか? 私は、そういうことだらけでした。
表面には出さないように気をつけてはいますが、実際、心の中には「何で? 何で?」が積み重なっていきました。
そんな時は、イライラするし、腹も立つし、いい考えなんか浮かんではきません。
この「受いれる」という本を見つけた時、自分にとって、これは必要な本なのではないかと、直感的に感じ、手に取りました。
作者の加島祥三さんは、89歳でこの本を書かれていらっしゃいます。人生を積み重ねてこられた言葉のひとつひとつは、とても力強く、それでいて、やさしいものです。
頭で理解するという感じでなく、心に染み込んでいく感じで読ませてもらいました。
受いれる すると 優しい気持ちに 還る
受いれる すると 固くこわばっていた体に 柔らかさが戻る
受いれる すると 自分の心が 意外に広いと気づく
心が広いから 受いれるんじゃあないよ
受いれると 広がるんだ (序章より)
間は元々、「はじめの自分」が存在していると、この本に書かれています。しかし、大抵の人は、この「はじめの自分」を忘れ、「次の自分 ー 社会の自分」で、それを覆ってしまいます。
そのことに気づかせてくれるのが、自分にとってこの本でした。ちなみに、「はじめの自分」を甦らせる方法としては、両手と両足をひろげて、大の字になるといいらしいです。
これから、加島さんを目指し、日々起こる全てを、受いれていきたいと思います。 (開陽丸 武明)
雑貨ニストのひとり言 vol.18
失恋したときに使う救急箱 Love Hurts

ワクワクドキドキな恋愛中ってとってもハッピー。でもときには、うまくいかないこともある…どうしようもなく心が痛くてつらいこともある…
そんな時はこの救急箱があなたを救ってくれるかもしれません。ニューヨークで活躍するグラフィックデザイナーがデザインした「Love Hurts」という、失恋しちゃった人用の救急箱。
中身は、ロウソク、マッチ、ウォッカ、ダークチョコレート、鎮痛剤、バブルバス、ティッシュ、そしてCD。
まずはマッチでロウソクを灯して、CDを聴きながら、涙が枯れるまで泣きたいだけ泣こう。ティッシュで涙をぬぐったら、鎮痛剤とチョコレートで心を落ち着かせ、バブルバスに入ってリラックス。
クイッとウォッカを飲んで眠りにつけば、きっと翌朝目が覚めたときには応急処置が完了しているはず! そして、次の恋に進もう!(角屋 美鈴)
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