花粉症シーズン到来! 花粉を寄せ付けない家のリフォームとは?【後編】
長い冬が終わり、温かい春を喜ぶその前にやってくる花粉の季節。
花粉症は、外ばかりでなく家の中にも侵入し、目や鼻を攻撃します。
花粉症対策の万策も尽きた方、思い切って家のリフォームで花粉を撃退しませんか?
リフォームを検討している方、花粉を寄せ付けない家のリフォームについて見てみましょう。
花粉がたまりにくい部屋にするリフォームとは?
家の中に侵入してしまった花粉を追い出すにためには「花粉がたまりにくい部屋」にすることです。
花粉がたまりにくい部屋へのリフォームのコツをご紹介します。
①掃除のしやすい部屋にする
花粉が侵入したら「こまめな掃除で追い出す」ことが一番有効ですが、床にものがちらかっていたり、コード配線が複雑になっていると、
その隙間にどんどん花粉やホコリがたまってしまいます。
花粉が部屋にたまりにくくするためには、掃除のしやすい部屋にすることがポイントです。
大型収納を増やして床をスッキリさせる、コード類を壁に固定すると掃除がしやすく、花粉やホコリがたまりにくくなります。
②凹凸のない部屋にする
ちょっとした段差や扉のレールなどの凹凸は部屋の中の花粉スポットになりがちです。
段差をなくすだけでも解消できます。凹凸をなくすことはバリアフリー化にもつながり、長い目で見てもあらゆる面でメリットがあります。
窓のサッシやレールにも外からの花粉がたまりやすいので、ノンレールサッシへ交換することをおすすめします。
花粉を寄せ付けない「床材」選び
床材には「花粉に強い」床材も存在します。
その中でもおすすめの床材が「コルク材」です。コルク材は花粉やホコリを吸着させる特性があるため、舞い上りにくくなることから、花粉を吸いこむリスクが減ります。
逆にフローリングでは花粉が吸着せず舞い上がりやすくなるため、花粉症やハウスダストを持つ人にはおすすめできません。
どうしてもフローリングにこだわる場合は、ワックスがけの必要のない材質を選びましょう。
意外な活用方法「床暖房」で布団干し
花粉の季節は布団の外干しも危険です。
そんな時のために、床暖房にしておくと布団やタオルケットなどを敷いて布団干しの代わりとすることもできます。
また、床暖房は花粉対策だけでなく、梅雨時の湿気を緩和してくれる効果もあり、カビが生えにくくなることも特徴です。
もちろん、冬場も足元を常に暖かくして過ごせるので、暖房いらず。エコなくらしが実現可能です。
花粉を寄せ付けない家のリフォームまとめ
花粉を寄せ付けない家にリフォームするためのポイントは以下のとおりです。
・玄関収納を設置する
・室内干しスペースを設置する
・換気扇/空調を設置する
・花粉のたまりやすい凹凸をなくす
・コルク材など花粉に強い床材を選ぶ
・布団干しに床暖房も活用できる
花粉を寄せ付けない家のリフォームをするためには、花粉の特性を知ることがポイントです。
花粉はどのように侵入するのか、どうすれば排除できるのか、それらを知り尽くした上でリフォームにとりかかり、花粉を寄せ付けない家づくりを目指しましょう。
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