花粉症シーズン到来! 花粉を寄せ付けない家のリフォームとは?【前編】
長い冬が終わり、温かい春を喜ぶその前にやってくる花粉の季節。
花粉症は、外ばかりでなく家の中にも侵入し、目や鼻を攻撃します。
花粉症対策の万策も尽きた方、思い切って家のリフォームで花粉を撃退しませんか?
リフォームを検討している方、花粉を寄せ付けない家のリフォームについて見てみましょう。
花粉を持ち込まないためのリフォームとは?
家の中で花粉症を発症してしまう原因の一つが「外からの持ち込み」です。
花粉は主に3つのルートから持ち込まれます。
①外出先
②洗濯物
③換気
まずはこのルートから花粉を「持ち込まないため」の対策が必要です。
①外出先からの花粉対策に「玄関収納の設置」
外出先から帰宅するとき、コートや上着、帽子などに花粉が付着しています。
玄関先でパタパタと花粉を落としても、全部取り切れるわけではありません。
花粉の取り切れていないコートや上着を部屋に持ち込むことにより、まんまと花粉を家に招き入れることになります。
外出先からの花粉対策には洋服も収納できる「玄関収納の設置」が有効です。
玄関先で上着を脱ぐことができるので、家の中に花粉を持ち込むリスクが減ります。
靴や傘、アウトドア用品などと一緒に、衣類用のブラシや粘着ローラーも収納できる小物入れがあると、徹底して花粉を排除することができるのでおすすめです。
②洗濯物からの花粉対策に「室内干しスペースの設置」
天気のいい日には太陽と自然の風で洗濯物を乾かしたくなりますが、自然の風にはたっぷりと花粉が含まれています。
花粉の季節は、外干しの洗濯物も、花粉を持ち込んでしまう原因の一つとなります。
洗濯物対策としては「室内干しスペースの設置」が有効です。
庭に面したスペースやベランダがある場合は、サンルームを作って室内干し用のスペースにリフォームすることが可能です。
室内干しスペースは花粉の季節だけでなく、梅雨時期や雪の季節など、オールシーズンで役に立つのでおすすめです。
③換気で花粉を取り込まない「空調・換気扇の設置」
花粉の侵入ルートで意外と知られていないのが換気による侵入です。
空気の入れ替えをするための換気のはずが、却って外気に含んだ大量の花粉を呼び込むことになっています。
外気からの花粉をシャットアウトするには、換気だけでなく給気のついた換気扇の設置か、花粉吸着フィルターのついたエアコンを設置すると、
窓を開けなくても空気の入れ替えが可能です。
後編では、花粉がたまりにくい部屋にするリフォーム・花粉を寄せ付けない「床材」選びについてご紹介させていただきます。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。