たいめいる vol.59 2015年9月号
品川区の建具屋太明が毎月発行しているフリーペーパー「たいめいる」
「たいめいる」は地域の方やお客様にお配りしているフリーペーパーです。
Web版「たいめいる」2015年9月号をお届けします。
今月の表紙
表紙を飾るのは、カメラが趣味の社長が撮影した今月の1枚。
都民が憩う清澄庭園
江戸時代は豪商の屋敷、大名の下屋敷、そして三菱財閥・岩崎弥太郎の持ちものとして変遷してきた、東京都江東区の都立「清澄庭園」は、「回遊式泉林庭園」として整備され、池の周りには「涼亭」や名石が配され、今では都民の憩いの場所として今日に至ります。
コウジーコーナー vol.65 こんなに汚れてる、エアコンの洗浄
品川区の老人福祉施設より、利用者の方が使用されるお部屋のエアコン洗浄のご依頼をいただきました。プロが行うエアコン洗浄で、暖房の効きも良くなり、冬に向けての準備もバッチリ!
スタッフコラム
食と健康 vol.24
夏の疲れた身体にはピーマン
今年の夏は猛暑が続き、食欲の無かった方も多いと思います。
暑さも徐々に和らいでくると、夏の疲れもそろそろ出始めてくるこの時期には、夏野菜のピーマンがオススメです。
ピーマンは、ビタミンAとCが他の野菜に比べても多く、特にビタミンCはレモン並との事です。
毛細血管を強めたり、脂肪代謝をスムーズにする作用があり、血液中の中性脂肪やコレステロール沈着を防止し、体の抵抗力を強化して、成人病予防にも良い食品のです。
今回は、ご飯のおともに最適なピーマンの美味しい食べ方をご紹介致します。
こんな食べ方はいかがですか?
● ピーマンの味噌炒め
ピーマンを千切りにし、ごま油で炒めて、味噌と砂糖で味付けをします。やや甘みのある方がオススメ。簡単で美味しく、夏の疲れた体の疲労回復にもなります。(太田 妙子)
読書のススメ vol.40
その仕事のやり方だと、
予算と時間がいくらあっても足りませんよ。
降旗 達生/著 (クロスメディア・パブリッシング)
以前では考えられないことでしたが、最近では本を読む際、著者の方のお話を直接伺う機会を得られるようになりました。
今回のこの本も、先に勉強会でお話しを伺ってから、本を購入し、読ませて頂きました。
小説の場合だと、先に本を読んでからでないと、作者に対する先入観を持つ事になって、なかなか本自体を楽しむことができませんが、こういったビジネス本の場合は話を聞いて、そのテキストとして読んでみると、一層深く理解することができます。
今回の降旗さん、小学生の時に映画「黒部の太陽」を観て、困難に負けずにトンネルを掘り進む男たちの姿に憧れ、その後、熊谷組に入社。ダム・トンネル・橋梁工事などの大規模プロジェクトに参画されます。阪神淡路大震災の惨状を目の当たりにされ、技術コンサルタント業を始められました。
現在、東京オリンピックの新国立競技場の予算問題が、ニュースに取り上げられております。
建築は、予算と時間に追われて、多くの人間が関わる仕事です。だからこそ、その仕事をやり遂げるためには、「プロジェクト・マネージャーの流儀」が必要不可欠となってきます。
知識だけではない、実際に大きな現場の経験に基づいた、本質をつくアドバイスが、降旗さんによって語られています。
建築は、大変な仕事ではありますが、それをやり遂げた時には、未来に残る素晴らしい建築物と、人と人との絆が生まれます。新国立競技場のような大きな現場も、地元の中でのちょっとした改修工事も、本質は同じものです。
著者の熱い思いを直接伺えたうえ、本を読むことで、これからの仕事に役立つヒントをたくさん頂くことができ、一層、「建築」という仕事の難しさと素晴らしさを知ることができました。(開陽丸 武明)
編集後記
夜中に水を飲もうとキッチンへ行き、電気を付けたら、里帰り中の姉が連れてきた猫が暗闇の中で炊飯器の上に乗り、何やら物色中でした。
そして次の日、また猫がいるかなと思いつつ電気を付けたら、僕も皆さんも大嫌いなアレがいました…夜中の水分補給はドキドキです。(太田 敏明)
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