たいめいる vol.15 2012年1月号
今月の表紙
毎月発行のフリーペーパー「たいめいる」。
表紙を飾るのは、カメラが趣味の社長が撮影した写真。
太明の原点
昭和23年5月創業、今年で64年目。時代の流れと共に変化してきましたが、絶えず原点の熱い思いを忘れずに、2012年をスタートします。(撮影日:昭和26年)
スタッフコラム
私たち太明スタッフのことを皆さんに知って頂きたい、身近に感じて頂きたいという思いでスタートしたこちらのコラム。それぞれがテーマを決めて交代で書いています。
お酒にまつわるエトセトラ vol.5
早いもので今年も暮れとなりました。この時期は忘年会も多く、年が明ければ新年会とお酒の席が多くなりますね。お酒の好きな方は嬉しくもあり、つらくもある複雑な季節です。個々にお酒に対する色々な対処と、体調の維持に注意されていると思いますが、要するに楽しく飲み、美味しい料理を食べるということです。「飲む、飲む、食べる」ではなく、「食べる、食べる、飲む」のリズムを心がけてみてはどうでしょう?
(太田 守)
読書のススメ vol.6
「棟梁-技を伝え、人を育てる-」小川三夫、塩野米松(聞き書き)/文藝春秋
昨今、若い子たちが「ボクって褒められる方が伸びるタイプなんです…」と言うのをよく聞きます。しかし、私はこの言葉に違和感を感じていました。自分もいつのまにか、若手から中堅という世代になり、仕事を通して若い者を指導していく立場となり、これからを考える上で、この本に巡り会えたことは幸運でした。
小川さんは、法隆寺の宮大工棟梁、宮大工の西岡常一さんの唯一の内弟子で、寺社建築専門の建設会社「鵤(いかるが)工舎」を設立。数々の寺社建築の棟梁を務めていらっしゃいます。この本の中で、「叱られる時間は短いぞ」という項があります。「叱られるのが修行や。叱られて身につけていくのや。叱られるのが嫌でごまかしたり隠したりしていたら、せっかく修行に来て大事な時間をかけているのに何にも身につかないぞ。」と言っておられます。
人間、いつまでも叱ってもらうことはできません。叱られることで、育てて頂いていることを、会社のメンバーにも伝えていきたいと思っています。是非、何かございましたら、遠慮なく、お叱り頂ければ幸いです。
(開陽丸 武明)
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